賃貸併用住宅と聞いて、パッと思いつくことは何でしょう?
一番のポイントは、賃貸部分の家賃収入でローンの返済を軽減し、資金計画にゆとりができることですね。ローン返済後の家賃収入はまるまる私的年金として安定した収入源となります。人生100年時代を生きる私たちにとって、誰しも魅力的に感じるはずです。
さらに賃貸併用住宅を是非ご検討いただきたい大きな理由が他にもあります。
では一つずつご説明いたします。
①住宅ローンの利用が可能(自宅部分が建物の半分以上であること)
通常、アパートやマンションなどをローンで建てるとなるとアパートローンを利用することになりますが、事業目的であるアパートローンは審査も厳しく金利も高くなります。賃貸併用住宅は自宅部分が建物の半分以上であれば、なんと住宅ローンを利用して家を建てることが可能です。賃貸併用住宅の場合はあくまで自宅であるということが前提となるため、住宅ローンが利用できるのです。
しかも、賃貸併用住宅は毎月家賃収入が発生するため、その家賃収入を住宅ローンに充てることで住宅ローンの負担を減らせるというメリットがあります。
②節税効果がある
住宅ローンが利用できるということは、住宅ローン控除によって所得税の節税も可能になります。
また、土地や住宅の相続税はそれぞれの評価額に課税されるのですが、貸している住宅に対しては評価額から一定の割合を減額してもらえるため、相続税の負担を減らすことができます。もちろんそこには賃貸併用住宅も含まれます。
加えて、更地とは違い住宅が建っているという点で、土地の200平方メートルまでは固定資産税の対象となる額が更地の場合の6分の1になります。200平方メートルを越えた分は3分の1になりますが、200平方メートル×戸数まで減税になるので、たとえば2戸なら400平方メートルまでが6分の1になります。
③家族構成が変わっても大丈夫
賃貸併用住宅の場合、将来的に家族構成が大きく変わった際にも対応できます。例えば子供が将来結婚した際、賃貸部分だった部屋を子供の世帯が活用することにより、二世帯住宅にすることも容易です。
いかがだったでしょう?ローンや税金の点で得をするだけでなく、プラスの収益を出すことも可能とくれば、賃貸経営をお考えの方にも、ご自宅の建て替えをお考えの方にも、この「賃貸併用住宅」がもう一つの選択肢であることをご理解いただけたことと思います。
ただ、これだけおススメのポイントがあるのに、身近でそれほど目にしないのは、やはり納得いくプランニング・きめ細やかな提案を受けることが難しいからなのかもしれません。
もし、広島で賃貸併用住宅をご検討されるのであれば、アパート設計、新築戸建・賃貸併用住宅の設計・施工実績のある㈱UF Design 建築事務所に是非お気軽にご相談ください。
自ら設計した賃貸併用住宅に暮らす一級建築士から、実生活に基づく生きた提案を受けることができます。
株式会社UF Design 建築事務所